森のいきもののお話

今日は、森のいきものに出会った話です。
(先週は雨が降ったり、楽しい遊びもあったのですが。その話は、また今度に。)

 

出会ったのは、5月の中旬。とても大きな亀でした。
ここでご紹介したいな、と思いつつも、
なかなか気持ちの整理がつかなかったので、遅くなってしまいました。
写真も載せますが、苦手な方はちょっとびっくりするかもしれないので、
ゆっくり、ご覧いただければと思います。

その日は、5月のまだちょっと涼しい日。
朝、おはようのあいさつをして、いつも通り森へ入りました。
わいわいおしゃべりしながら進んで行くと、少し前のほうに、見慣れない姿が。

大きな大きな、亀でした。

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20センチはあったかなと思います。

沼が近くにあるので、亀がいても不思議ではない…のですが、
外国から連れてこられた亀が増えすぎて問題になっている、という話を聞いていたため、
ちょっとひっかかるものもありました。

しかし、とにかくびっくりして、何の亀だろうね、どうしたらいいんだろうねと話しつつも、
どうすることもできないまま、その場を後にしました。

 

活動が終わってから調べたところ、出会った亀は「ミシシッピアカミミガメ」という亀でした。
この亀は、最近日本にやってきた亀で、
日本の亀やそのほかの生きものに影響があるため、「外来種」と呼ばれ、
日本に「入れない」、「捨てない」、「拡げない」、とされている生きものです。
*詳しくは→“こちら”をご覧ください。
(環境省の「外来生物法」の「要注意外来生物リスト:爬虫類・両生類」のページをご紹介しています。)

ミシシッピアカミミガメは、こどものころは「ミドリガメ」と呼ばれ、お祭りなどでよく見かける亀です。
小さくてかわいらしいその姿からは想像できないほど大きくなるため、
飼いきれなくなって、捨ててしまう飼い主が多くいるようです。
わたしたちが会った亀もそうだったとしたら、とても悲しいですね。

あれから、亀には会っていません。
あのとき、どうすればよかったのか、
これからもしあったら、どうすればよいのか、まだ答えは出せていません。

引き取ってくれる水族館もあるようなのですが、残念ながら少し遠い場所です。
人間の都合で連れて来られ、捨てられて、迷惑がられ…
どうしたらよいのか、答えが出たときには、またご紹介させていただきます。

 

そして、このお話。
こどもたちはどんな風に考えていたのでしょうか。
お母さんより、家での話を教えてもらったので、ご紹介します。
お母さんのことばは●、こどものことばは、○です。

 

(たぶん、あの亀は外国から来たんだと思うんだよね、という話をしたところ)

○外国にいたんだったら、外国に捨てないとダメだよね。
森に捨てちゃダメだよね。
森にいたら、森に捨てていいけれど、
外国のところにちゃんと返さないとダメ。
捨てないデッ!

 

本当に、その通りです。
そして、続き。

 

●あの亀、捨てられたんだと思うんだよね。
わたしたちも、猫と一緒に住んでるけど、捨てないよね。

○そうだよね。
捨てるんだったら……(少し考えてから)飼ったらだめだよね。

●そうだよね!

○本当はね、亀のおうちがなくなっちゃたんだと思うんだよ。
人間のおうちの中に、亀のおうちがきっとあったんだと思うんだよ。
それで、亀のおうちがなくなっちゃったから、捨てたんだと思うんだよ。
きっときっとそうだと思う。

 

しっかり考えて、想像して、それが言葉になっているなぁと、
その力が育っているのだなぁと感じました。
そして、実際に亀に出会った体験があったからこそ、
考えられたことだったのだろうと思います。

まだ自分の中でもうまくまとまっていない、
そして、この問題とは向き合っていかなければ、と思うのですが、
体験として、考えさせてくれる機会をくれた森にも、感謝です。
(やっぱりうまく言えませんが…)

生きもの(動物、植物、虫も菌類などなど…)と人と、
いい塩梅で一緒にすごせるように、こどもたちと考えていきたいと思います。

*ねっこ*

 

○●最後に●○●

正面からは、こんな顔でした。
亀も、私たちにびっくりしていたのかも。
顔はあまり出していませんでした。

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