昨日のつづきです。
1日目は、≪ こちら ≫ご覧ください。
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2日目は、栗駒山登山!
一日たっぷり、栗駒山を歩きました。
心配していた天気ですが、
雨は降るものの、風はあまり強くなく、
登山できないような悪天候にはならないと判断して、登山決行!
朝はいつもより少し早く起きて、
お昼ごはんのおにぎりをにぎってから、朝ごはんを食べて。
準備ができたら、自然学校のつかちゃんから、
登山について詳しい話を聞きます。

ちなみに、机に敷いてあるのは、昨日染めたテーブルクロスです。
朝ごはん、この上で食べたのですが、
何かこぼしてしまいそうでドキドキしました。
そのためのテーブルクロスですが…。
たくさん洗ったら色は落ちていくので、また染めたいですね~。
さて、話は戻って、登山の話。
車でいわかがみ平まで移動して、登山口へ。
体操して、雲に隠れている山頂を確認して、出発!
頂上まで、3キロの道のりです。
最初のほうはこんなふうに、笹やどんぐりの木など、
低い木が生えているところを行きます。

岩がごつごつしているところは、
こどもたちは特に歩きにくいと思いますが、
みんなしっかり、ペースを崩さずに歩いていました。
道の途中には、石の上にこんな落とし物も。
テンのうんちかな?

他の生きものの気配も感じますね。
登っていくと、だんだん、草の背丈が低くなってきます。
雲かな?まわりが真っ白。

頂上に近づくにつれ、少しずつ風が強くなっていきます。
疲れと、寒さと、空腹と。
あと少し!のところが、一番辛かったかもしれません。
でも、なんとか、一歩一歩足を前に踏み出して。
そうしていれば、てっぺんに着くからね。
頂上の手前は、長い階段。
これを登れば、頂上!

最後は、ひとり、またひとりと頂上へ。

2歳~小学校3年生まで、11人のこどもたちと、11人のおとなたち。
無事山頂に立ちました!
風をしのげる場所で、お昼ごはん。
食べたら、体が冷えないうちにすぐ出発!
下りの方が楽ちんですが、
足がすべらないように、気を付けて。
階段も一歩ずつしっかりと下りていきます。

でもやっぱり、みんなの足も心なしか軽やかです。
下っていくにつれて、木々も多くなり、暖かくなり…
下がってきたことを実感します。

無事に登山口まで戻ってきて、
がんばったねー!お疲れさま~の、ひととき。

山頂まで行くことができた達成感と、
無事下りてきた安心感で、自然と笑顔に。
自然学校に戻ったら、暖かい飲み物とおいしいおやつを食べて、
さらに笑顔が広がりました。
登りは3時間、下りは2時間、たっぷり歩きました。
一日中歩いていたので、
一息ついたら、もう帰りの時間です。
最後に、絵本『ポレポレやまのぼり(作:たちろちさと)』を読みました。

みんなと同じように、山のてっぺんを目指す、はりねずみさん、やぎさん、ぞうさん。
途中、くじけそうにもなりましたが、無事頂上に着いて、おいしいごはんと楽しい時間。
そして、テントで眠って。
みんなも、1日目はたっぷり遊んで、草木染めをして、
みんなで作ったごはんをたっぷり食べて、たっぷり寝て。
2日目は、一日山登り!
山での時間を満喫できたかなと思います。
キャンプの中でつかちゃんから話があったように、
秋のキャンプは、いつものキャンプより「登山をする」という目標のあるキャンプです。
しかし、それを達成できたか、できていないか、ということよりも、
登山の中でのこどもたちの様子、自分の気持ちを感じて、
自分たちがいま、どんなところでどんな風にいるのか、ということがわかるような、
ものさしのような時間になれればと思います。
また来年登ったら、体も心も、まったく違う景色が見えるかもしれません。
そして、山はいつでもそこにあるので、いつでも登りに来てください。
今までは10月の一週目に行っていた秋の親子キャンプ。
紅葉の時期にはぴったりなのですが、
登山される方が多く、登山道が混み、
こどもたちの登山するペースをうまくつかめない、
ということがあったため、今年は9月中の開催としました。
紅葉から秋を感じることもしていきたいことですが、
落ち着いた気持ちがなければ、感じる気持ちも持てません。
来年も、この時期に開催できたらと考えています。
しかし、栗駒山の紅葉はとってもきれいなので、
山の途中から眺めるだけでも、おすすめです。
ぜひ一度(と言わず何度も)ご覧くださいね。
5月、7月、9月と2か月おきに開催した親子キャンプ。
(栗駒山の冬の厳しさを物語っています…。)
次回、冬のキャンプは、
冬が少し落ち着いた頃、3月中旬を予定しています。
また日程が決まり次第ご案内しますので、楽しみにお待ちください。
冬の、雪に囲まれた(うもれた)くりこまも、とってもおもしろいですよ。
*ねっこ*
○●おまけ●○●
秋真っ盛りまで、あと少し。
森も山も、準備が進んでいましたよ。

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