ついに、泉ヶ岳にも今年の冬がやってきました。
まだ、秋の気まぐれの雪。
なのかもしれませんが、気分はすっかり冬になりました。
冬のあそび、そうそうこれこれ!という感じの一日。
出発して最初に気になったのは、夏にたっぷりあそんだ川。
近づいてみると、橋にしていた石がひとつ、水の中にありました。

なんでだろう~?
水が増えたから?なんで増えたんだろう、と話しながら。
でも、渡れました。
おはようをした時はたっぷり雪が降っていたのですが、
すこししたらどんどんおひさまが顔を出してきて。
でも、雪はそこここにあったので、雪玉作り。

すこししか積もっていませんでしたが、
たくさん転がせば、その分大きくなるのです。
なんとか持てる…くらいの大きさになったら、じゃっぼ~ん、川の中へ。
簡単には流れなかったので、木の棒も使いながら。

小さくなりながら、はじめは、よっこらせ。
次第に、すいすいと流れていきました。
森の中にも行ってみて、なりきりごっこあそび。
枝をそれぞれのアイテムにしてあそんでいたら、
おなかがすいてきて。
ごはんを食べたら、森のしょうがっこうのキーホルダーにつける、
色鉛筆型のキーホルダーを自分で作りました。

カッターを使うこと、見ているこちらにも自信がついてきました。
キーホルダーにつけるための金具も、
去年作ったときのことを覚えていたよう。

作り方も、道具の使い方もしっかりわかっていて、自分なりのアレンジもして。
素敵なキーホルダーができました。
(完成したものを撮るのを忘れました…お見せできないのが残念。)
午後は、午前中から話が出ていたはらっぱへ。
工事がおわって通れるようになった久しぶりの道。

降ってくる雪を、口でキャッチ。
同時にほっぺや鼻でもキャッチできるので、それもおもしろくって。
はらっぱに着く直前。ちょっと大変だったこと。
工事がおわるとともに、このあたりの橋や手すり、いろいろなくなっています。
この川、どうやって超えようか…?

こどもたちだけでいろいろ考えて、
浅いところを探して選んで、渡りました。
渡れた!渡れたね!の感じが、
自分の頭で考えて、自分で体を動かしたからこそ、でした。
はらっぱは、雪景色~。
ススキにも、雪の穂がついていました。

ここでは、雪や氷に風になりきりごっこ。
神様ともちょっと違うけど、それそのものになるのとも、ちょっと違う感じです。
ほかの場所にも行ってみることに。
なりきったまま、探検です。

剣になりきったひともいて、葉っぱの雪を片っ端から落としていました。
ちょっと前まで青々としていたこの場所も、すっかり真っ白。

でも、ここからもっともっと、白くなるんですよね。
その下に隠れる景色もあるけれど、その上に見えてくる景色も楽しみです。
木々に積もった雪も、落としてしまおう~!

雪がどんどんと降り積もっていく景色を見ながら、それを落としながら、
不思議なさんぽみち。冬真っただ中とはちがう、冬の気配です。
おさんぽ続けながら、途中から帰り道。
お昼からたくさん時間が経つと、やっぱり寒くなって、
そろそろ、さよならまたねの時間です。
今日の絵本は、『ありがとう ともだち(作:内田鱗太郎絵:降矢なな)』でした。
おおきなストーリーはもちろん、
キツネさんとオオカミさんの表情の豊かさに、こどもたちはくぎづけ。
いろんな優しさがたくさん集まっている絵本でした。
今日は、今年初めての雪の森。
でも、みんなは雪の森もよく知っているみんな。
あれをしよう、あそこへ行ってみよう!
とはいえ、あのあそびもいいね~と、盛りだくさんの一日。
新しい季節は、心が躍る気持ち、こんなこともしてみよう!って、
そんなエネルギーを連れてきてくれるようです。
来月は、雪積もっているかなって思いながら、やってくるかな。
そうすると、また違う気持ちやあそびもうまれるものです。
毎月、じっくり味わってすごしましょう~。
*ねっこ*
○●おまけ●○●
いろんなものの上に、優しく雪が積もっていて。
小さなそれは、大切に、そのままにしておきたい、そんな風景でした。

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