夏の暑さにまだ体が慣れないですが、
たっぷり汗をかくのも悪くないです。
今日もこどもたちみんな、
たくさん歩いてあそんで、汗びっしょりになって、
水もたっぷり飲んで、夜はぐっすりかな。
絵本を読んで、おはようして、出発。
歩き始めて目についたのは、かわいい実。

6月頃に白い花を咲かせていたエゴノキです。
花もかわいかったですね。
この他にも、緑色の実をつけている木々たちが、あちこちに。
葉っぱでおひさまの光をたっぷり受け取って、
実をどんどんと太らせている季節かな。
私たちも、おひさまの光をたっぷりあびて、
元気にすごしたいですね。
下をみれば、土の上にちいさなイモムシ。
お近づきになれるかしら。木の棒で、つんつん。

これから、どんな風に大きくなっていくのかな。
みんなには、大きく見えたかな、小さく見えたかな。
いつもの道をぐんぐん下っていくと、
甘い香りがちらほらと。
カツラの葉っぱが落ち始めていました。

この道、秋にはとーってもいい香りで包まれます。
その時に、タイミングよく来れるでしょうか。
そんないい香りをさせる葉っぱと、
セミが一枚上着を脱いだあと。抜け殻。

帽子の飾りになりました。
季節変われば、飾りも変わります。
途中、寄り道ちょこちょこしながら、
いつものお昼ごはんの場所に到着。
今日は木陰で風を待ちながら食べて、
食べ終わったら、のそのそ動き始めて。

しばらく、走ることを楽しんでいました。
お母さんたちの周り、ぐるぐる回って、笑い声が響いて。
そして、出発することになったら、その道に一直線~!
ぐんと登る道になりました。

どうやって登ろうかな、考えつつ、
前に来たときは、こんなことがあってさ~。
そんな話もしてくれました。
登ったら大きなミミズ、みーつけた。

よく会う友達のよう。
それにしても太くて、すこし輝いていました。
みんな、仲良くしたいようです。

ほかの虫たちとは違う、なにか親近感があるのかな。
なんでしょう。
ミミズはみんな始めから、馴染みがあるようです。
坂のてっぺんまで、あとすこし!
(ミミズを手にしながら登りました。)

上まで登れたら、やっほ~!
ちょっと誇らしげなみんなでした。
そこに立つと、見晴らしがとってもよい!というわけではないですが、
いっぱい登ってきたその道がわかります。

でも、一度立ったら、戻ってだれかを迎えに行って。
登った喜びより、みんなが見えることのほうが嬉しいかな。
もうすこし登ったら、絵本の時間。
今日の絵本は、『いのちのカプセル まゆ(作・写真:新開孝)』を読みました。
最近、ちょこちょこと会っていた、いろんなまゆ。
そのまゆには、そうなるまでにどんなことがあったのか、わかる絵本でした。
こどももおとなも、じっと見入っちゃいます。
そして、まゆに会える時がまた、楽しみになります。
帰り道、ここでも青い実を見つけて。
みんなで観察。

春に咲く花、冬に落ちる実、
両方思って、両方の季節も思って。
生きものに出会うと、必然的に季節にも出会っていきます。
今日は、まだしっとり湿った森。
今までの長雨、昨日の雨も残っていたかな。
あっちこっちへ、たっぷり動き回ったみんな。
暑さ関係なく、体いっぱいあそびました。
降っても晴れても、やっぱりあまり変わらないね。
(森のようちえんは、暑くない、という意見も。
そう、森の中はわりと涼しいですよ。)
その天気、その季節をあそぶ。それだけ。
一緒にあそぶ植物たちは、夏のおひさまを受けつつ、
秋の実りの準備も。
来月になったら、先月はあんなに暑かったのに…
と話すようになるのでしょうか。
冬は寒くなるのでしょうか。
快適にすごせるように準備はしつつ、
体を壊さないように、たっぷりあそびましょう~!
*ねっこ*
○●おまけ●○●
森でも、道路際にも咲いていて、
最近よく会います。夏ですね。

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