朝のしとしと雨が一旦止んだと思ったら、
お昼過ぎにしっかり降りました。
夏のおわりの雨は、すこし暑いか、すこし気持ち良いくらい。
最後は、みんな全身びっしょりになったのですが、
気持ちよかったかな。今だけの楽しみです。
おはようして、絵本を読んで、さぁ行ってみよう~。
階段好きな時も、坂道が好きな時もあります。
今日は坂道で、一緒にしりもち。

そのまま、すべり台でおりちゃおうか。
冬になって雪が積もると、ここはそりすべり場になります。
森に入って、奥の広場まで。
落ちてきた葉っぱが、ちょっとずつ色づいてきました。

まだちょっと早いよね?
気の早い葉っぱたちかしら。
落ちてきていたのは、緑色の実も。
この道に、ちいさなどんぐり葉っぱつきで、たくさんありました。
なんででしょう~。

ここは、手前が葉っぱが落ちない木々が並んでいて、
奥は葉っぱが落ちる木々。
森に入ると暗いけれど、歩いていると明るくなります。
そんな変化も歩いていて楽しいのです。
お昼前に森を出てはらっぱへ。
ちょっと疲れたら、
笹の葉っぱのペロペロキャンディーをどうぞ。

かんぱい!して、いただきました。
持っているだけで、元気になれるものもあります。
お昼ごはんは、屋根の下で。
この頃は、雨が一旦弱くなって、セミが鳴き始めたところだったかな。
食べ終わったら、ひとり、またひとりとまたあそびの世界へ。
はらっぱの木々たちも、緑色の実をたくさん持っています。
今のうちにすこし落としているのは、
大きな実をじっくり育てるためなのかな。

栗。緑のイガイガは、まだちょっと柔らかいかな…
いや、もう立派にトゲトゲしていました。
くるみの実はもう黒く落ちていました。
でも、その色がなかなか拾ってみる気にさせない色です。
そういう作戦かな。
とはいえ、拾って割ってみたのですが、
中身はしんなり元気がなくて。

そういうものから落ちてくるのかしら。
きっと、木々たちに種を残すためのいろんな作戦があるのでしょう。
私たちは、ぷっくりおいしい実がなるのが楽しみにしています。
木々たちをみて、実をみて、ひとあそびしたら、そろそろ絵本の時間。
今日は、『スダジイのなつ(文:谷口國博 絵:村上康成)』を読みました。

夏、いろんな生きものがやってきて、
昼も夜もにぎやかなスダジイのまわり。
ここにも、そんな樹があるかな。
いつも会える生きものは限られているけれど、
いろんな生きものを感じていきたいです。
糞とか足あととか、探してみましょう。
帰り道、カッパをぬいで、雨を直接感じる時間。
まだ寒くない、いまだからこそ。

とはいえ、風邪をひきませんように。
そのあとは、こんな感じ。

濡れちゃうよ~とも思いますが、みんな、不快じゃないみたい。
濡れるより、水を楽しむ気持ちのほうが大きいね。
その楽しみをたっぷり味わってほしいと思います。
今日は、雨の森と雨のはらっぱをおさんぽ。
お馴染みの葉っぱや枝を手に取ってみたり、
雨の日だからかな、きのこを見つけたり。
今の季節だからかな、緑のどんぐり落ちていたり。
そして、最後の雨のあそびがなんともよかったね。
ぽつぽつ落ちてくる雨。
ぴちゃぴちゃ跳びはねる雨。
さらさら舞うような雨も、雨の日だけの楽しみ。
川や海の足元に流れているのとは違う、
降ってくる雨を楽しんだのでした。
びっしょり濡れることができるのは、今の季節だから。
秋を楽しみな気持ちが膨らんでいる最近ですが、
やっぱり今も、じっくり満喫したいですね。
*ねっこ*
○●おまけ●○●
ちょっと呼んでくるね!と。みんなでわらわら。

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